論理的に思考する

誰だって自分や自分の好きなものが正しいと思いたいものです。

だからといってそういう思考ばかりしていてはいけないんですね。 人が成長するきっかけは大きく2つあると私は考えています。 ひとつは、それまで知らなかった新しい知識を身につけること。もうひとつは、間違って覚えていた知識を改めることです。 そのひとつを自ら閉ざすというのはもったいないことです。

もっとわかりやすく言えば、自分が間違っているにも関わらず「自分は正しい!」なんて考えている人は、よほどなんらかのきっかけがない限り間違いに気づかず間違い続けるというわけです。

ですから、自分が間違っている可能性を考える、自分と違う意見を頭ごなしに否定しない、これが非常に大事になってくるんですね。

そもそも、自分の好きな人のやることが全て正しくて自分の気に入らない人のやることは全て間違っているなんていうことは、常識的に考えればあり得ない話です。 自分自身や周りの人、ひいては社会全体を良い方向に向かわせていくためには、やはり私情や感情論で思考することをなるべく避けて、中立の立場から論理的に考察する癖をつけていくべきではないかなと思います。